タイトル  : 堀田内科クリニック
建物種類  : 医院
所在地  : 長野県南箕輪村
仕様  : 木造平屋建て
建築規模  : 230.57㎡
施工会社 宮下建設株式会社
竣工 2015年
 

 

 

循環器内科の医院です。

1軒向こうには「ほたる薬局春日街道」、もう1軒向こうには「高原医院」が見えます。3軒とも異なるクライアントですが偶然私が設計する事になりました。3軒目となるこの建物も既存の2軒と同じデザインコンセプトで設計することができました。これは極めて異例なことでほとんどのクライアントは隣家とは違うデザインにして目立ちたいと希望します。デザインを任せてくださるというありがたいお言葉に答えて、3軒が一体となって目立つという方法をとりました。

・ 平屋建てで屋根を低く抑え背後の中央アルプスの眺望を阻害しない。
・ 3軒の屋根の勾配を合わせる。
・ 外壁を素朴な土に近い仕上げとし周辺の農地になじませる。
・ 道路から後退させて空間の広がりを確保する。

この共通のデザインコンセプトを守りながら、防音壁の素材を変えたり、外壁の色を薄くして個性を加えました。

待合室には大きな窓を作りましたが、防音壁があるため駐車場や道路からのプライバシーが保たれています。壁越しに南アルプスの山並みが望めます。
天井は杉の無垢板、壁は珪藻土塗り、床は安曇野の松くい虫被害対策事業で伐採された赤松の無垢板を使用しました。住宅のリビングにいるようなくつろげる空間を狙っています。
中待合には雰囲気を変えてスノコ状のベンチを作り、下からパネルヒーターで暖めています。
診察室も自然素材を用いて、患者がリラックスできる空間としました。





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