タイトル  : 北深志の家
建物種類  : 住宅
所在地  : 長野県松本市
仕様  : 木造2階建て
建築規模  : 161.63㎡
施工会社 建築工房時遊館
竣工 2014年9月
 

 

 


安原町という江戸時代から続く町民地に建つ住宅です。
間口が狭く奥に長いと言う城下町の典型的な敷地のため、面積が大きすぎて価格が高くなってしまい売れません。そこで道側と奥とに2分割して売られることになり、クライアントは奥の敷地を購入されました。
3m巾の20mの導入路の奥の敷地で、南には3階建ての大きな住宅、西と北には2階建てのアパート、東側には新しく住宅が建つ極めて悪条件の敷地でした。
特に南の住宅の影響が大きく、冬1階部分には全く日が当たりません。そこで2階にリビング、食堂、台所と子供室を設け1階に夫婦の寝室と水廻り、予備室を設けました。
天井は杉の無垢板、壁は珪藻土塗り、床は唐松の無垢板張りです。
温かく明るいリビングになりました。