タイトル | : | 山の子保育園 | ||
建物種類 | : | 保育園 | ||
所在地 | : | 長野県松本市 | ||
仕様 | : | 木造平屋建て | ||
建築規模 | : | 937.01㎡ | ||
施工会社 | : | 株式会社アスピア | ||
竣工 | : | 2015年 | ||
野口大介建築設計室と藤松建築設計室との共同設計です。
子供が伸び伸びと遊べる空間作りに徹しました。
子供が喜びそうな装置や空間、遊具などは一切作っていません。我々大人が考えるような姑息な装置は山の子保育園の子供達には必要ありません。大人の発想などよりはるかに柔軟な発想であらゆるものを遊び道具に変え、工夫しながら次々と遊んで行きます。
この園の保育理念の一つが食育です。
子供達がいつでも見られる位置に厨房を作りました。
今日の昼ごはんは何が出来るのー。おばちゃんありがとー。
自然に生まれるコミュニケーションが大切です。
園の南側には薄川が流れています。園庭から続く堤防敷の豊かな緑を生かすためホールに建具引き込みの大開口を設けました。大開口の前に大きな軒を設け気持ちの良い半外部空間を作ったところ、子供達の食事の特等席となりました。