タイトル | : | 桐の家 | |
建物種類 | : | 住宅 | |
所在地 | : | 松本市 | |
仕様 | : | RC造 2階建て | |
建築規模 | : | 362.41㎡ | |
施工会社 | : | ハシバテクノス株式会社 | |
竣工 | : | 1998年 | |
分譲地3区画を使って建設した住宅です。
質が高く長持ちする住宅を希望されていたため、鉄筋コンクリート造としました。
見るからに豪華という材料の使用を避け、質は高いがあまり高級に見えない材料を吟味して使用しました。
外部仕上:屋根は天然スレート葺、壁にはインド砂岩の割り肌の端材、床はライムストーン貼り、塗り壁はライムストーンを細かく砕いて色モルタルに混ぜたものです。
内部仕上:壁はライムコート、天井はマジックコート、床はカーペットとチークの無垢板、450角のタイル貼りです。
タイル貼りの土間はそのままテラスにつながり、土足での使用を可能としました。客間は本じゅらくの塗り壁で、天井は敷き目天井を改良して三角の断面の竿縁を挟み込みました。
結果はどう見ても高級感が漂ってしまい、品位を保って質の高い住宅を作ることの難しさを勉強させられました。