タイトル | : | 岡田の家 | |
建物種類 | : | 住宅 | |
所在地 | : | 松本市岡田 | |
仕様 | : | 木造2階建て | |
建築規模 | : | 144.07㎡ | |
施工会社 | : | 河藤建築有限会社 | |
竣工 | : | 2000年 | |
私の好きな外部と内部が混在している空間を始めて実現できた住宅です。
この住宅にはいわゆる玄関はありません。玄関らしきドアを開けると食堂に直に入り、来客は靴のまま食卓に招かれます。食堂と台所はタイルのままつながり、この案を気に入っていただいたおおらかな奥様がカタコトと下駄を鳴らしながら動いています。ご主人はご自宅で仕事をしており、来客が多いため靴を脱がないという案が成立しました。ご主人はキノコ採りの名人です。処理のための時間が長くなるため専用のシンクを作りました。ご夫婦で使うため台所は大きめです。タイルの床ばかりでは足が疲れます。ゆっくり足を伸ばせるよう居間は小上がりの茶の間としました。中央を貫く階段を囲み、個室が配置されています。また階段上部には越し屋根の換気窓が付いていますので、夏の熱い空気抜きに最適です。